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一度治療した歯の「再治療」を防ぐ取り組み

診療風景

これまでの歯科治療は「非科学的」なものでした。
なぜならば、どの患者さんにも画一的な対応をしていたためです。
具体的には、悪くなった部分を画一的に治療し、治療が終了すれば、画一的な処置をする(定期的なメンテナンス)。

これでは良くなるものも良くなりません。

院長

お口の中は千差万別で、人によっては「虫歯になり易い人」「なりにくい人」、「歯周病になり易い人」「なりにくい人」が存在します。従来までの治療法では、このような違いに着目していませんでしたが、当院が実施している治療は、この「違い」を科学的に解明し、その違いに合ったオリジナルの治療プログラムを組んでいきます。

このように記載すると、「当り前の事」のように思えますが、そうではないのです。例えば、インフルエンザは、その年その年で流行するウィルスが異なりますので、流行するウィルスに合わせた予防接種が必要となります。当然のことですよね。

しかし、これを従来までの歯科治療に当てはめると、常に1種類の予防接種で対応してきたと同じことになります。これではだめですよね。たとえよくなったとしてもそれは「偶然」であり、「必然」ではありません。歯科治療で「必然」を意図的に導き出すのが、この科学的根拠に基いたプログラムなのです

具体的にご説明します。

何事もそうですが、まずは「敵」を知ることからすべてが始まります。
先ほどもお話した通り、お口の中は千差万別ですので、それぞれの人がかかりやすい疾患や、その原因を正確に診査診断し、その方に合った治療方針で進めなければ良くなるものも良くなりません。例えば、「年齢」「お口の細菌の種類・数」などですね。それを科学的に把握した上で、適切な処置を行っていきます。このステップを踏まない治療は、「勘」による治療と同じです。科学的根拠に基いた治療をしなければなりません。

その他、当医院では下記のような取り組みも行っています。これらの結果からあなたオリジナルの予防プログラムの作成、予防処置効果の検証など、あなたの歯を守るための一歩進んだ歯科治療を実施します。

細菌検査~位相差顕微鏡の活用

位相差顕微鏡 特殊な顕微鏡(位相差顕微鏡)を活用してお口の細菌を観察し、菌の活動性、種類等を確認します。場合によっては患者さんにもご確認いただくことがあります。治療前・治療後に観察し変化を確認していきます。

プロバイオティクスの活用

プロバイオティクス 病院に行った時に多くの薬をもらいそれをすべて飲んでしまうと、悪玉菌(体に悪い影響を与える細菌)だけでなく、善玉菌(体に良い影響を与える細菌)までもすべて殺菌してしまう事があります。そうなるとその後に入ってきた菌が爆発的に増えてしまうことがあります。これではいけません。
当院では、悪さをする歯周病菌を退治し、お口の環境を維持するために効果的な善玉菌を残す、細菌レベルでの取組を行っています。具体的には「プロデンティス」という錠剤を利用します。

口臭測定器-B/Bチェッカー

口臭測定器

グラフ

口臭の原因の多くは、歯周病菌が出すガスに起因します。
当院では特殊な口臭測定器を利用し、何に起因するガスなのかを特定し、どの部分を重点的に処置すべきかの診断に役立てます。

アイボリー式-自信を持つ「痛みを抑えた」歯科治療

「痛み」は誰にとっても嫌なものです。
最近では歯科医療も進歩し、可能な限り痛みを抑えた治療が可能になっています。
それをしっかり活用するとともに、当院独自の手法を活用することで、患者さんに痛みを抑えた治療を実践しています。当院で実施している「痛みを抑えた歯科治療」をご紹介いたします。

Step1表面麻酔

表面麻酔多くの方が嫌がるのは、麻酔注射をする時の痛みです。事前に注射する箇所に麻酔液を塗ることにより注射時の痛みを抑えます。この表面麻酔をするとしないとでは痛みに大きな違いがあります。

Step2「極細の針」を使用

針針は細ければ細いほど痛みは抑えられます。当院では極細の針を使用しています。
下の針が一般的なもの。上の針が当院で利用している極細の針です。

Step3「電動麻酔注射」の使用

電動麻酔注射急激に麻酔液を注入すると細胞が膨張し痛みの原因となりますので、ゆっくりと時間をかけ麻酔液を注入していくことが大切となります。 そこで当院では注入速度を機械制御した「電動麻酔注射」を導入し痛みを抑える工夫をしております。また、ケースによっては手動の方がよい場合もありますので、「電動麻酔注射」と「手動」を併用しています。

Step4その他の各種テクニックの駆使

院長の診療お口の中には痛みを強く感じる部分と、そうでない部分がありますので、痛みを感じにくい部位を狙って麻酔を打っていきます。

その他、歯医者嫌いのお子さんや、歯科恐怖症の方のために、当院では「笑気ガス」という方法もご用意しております。

IDC式-可能な限り「歯を削る量の少ない」「歯質を残す」治療

院長

人間の歯は一度削ってしまえば元に戻ることは二度とありません。

そして、歯は治療すればするほど寿命が短くなります。

これが事実です。

この事実が再認識され、最近では「可能な限り歯を削る量の少ない治療をすること」が歯科界でも大きなテーマになっています。しかし、本質を見誤り、単に「歯を削る量の少ない」ことに終始した治療が散見されます。

可能な限り歯を削る量の少ないことはいいことなのですが、本来削るべき部分(むし歯に感染した部位)までも削らずに残してしまっては、その歯は虫歯が再発してしまいます。過不足なく削るべき部分をしっかり削ることが大切です。

その上で、当院では、長期にわたってご自身の歯で健康に生活して頂くために「可能な限り歯を削る量の少ない」治療を実践しています。具体的に当院で実施している取り組みをご紹介します。

こだわり1視野を拡大することで精密な治療を可能とする「拡大鏡」

診療

ルーペ歯を削る量を少なくするには、治療部分がしっかりと見えなければなりません。従来までは「肉眼」で見える範囲での治療でしたが、当院では「拡大鏡」というものを利用し、肉眼よりも数倍拡大された視野で治療を行っています。

下の画像は肉眼での視野と、拡大鏡の視野の比較となります。
どちらの方が精密な治療ができるかは一目瞭然だと思います。

肉眼で見た写真
肉眼で見た場合
拡大ルーペで見た写真
拡大ルーペで見た場合

この機器を利用し、肉眼では把握できないレベルまで虫歯に侵された部分を除去していきます。

こだわり2虫歯感染部位を教えてくれる「う蝕検知液」

う蝕検知液

う蝕検知液とは、虫歯の部分のみを赤く染める薬剤です。
虫歯治療を行う上で大切なのは、虫歯に感染した部分をしっかり除去することですが、通常は虫歯の硬さを頼りに、軟らかくなった部分を削っていきます。しかし、この方法では、感染部位を正確に除去することはできません。
しかし、このう蝕検知液を使うと、感染した部分が赤く染まりますので、どこまで虫歯を削ればよいかがわかり、歯を削る量を少なくすることができます。

さらに当院では、歯を削る量を少なくする方策として、「手の感触」で虫歯の状態を確認する工程を踏んでいます。具体的には「スプーンエキスカベータ―」と呼ばれる道具を利用します。

虫歯に侵された部分は「軟化象牙質」といい、歯が軟らかくなっています。
この部分は通常ドリルでも除去できますが、手の力で除去することもできます。

う蝕検知液

当院ではドリルだけで治療を終えることはありません。その理由は、ドリルを利用することで健康な歯までも削ってしまう可能性があり、虫歯の奥にある神経を痛めてしまう可能性があるからです。

ある程度の部分まではドリルを利用しますが、最後はスプーンエキスカを利用し、手の感触で虫歯に感染した部分をしっかり見極め感染部分の除去を行います。

通常よりも少し時間はかかってしまいますが、可能な限り健康な歯を残すための当院のこだわりとお考え下さい。

こだわり3可能な限り歯を残すことができる「エクストリュージョン」

エクストリュージョン

虫歯が過度に進行してしまった場合、通常は抜歯の運命を辿ります。しかし、「エクストリュージョン法」を活用することで、ケースによっては抜歯せずに歯を残すことが可能になります。

この方法は、歯根廷出術とも言い、矯正治療の1つです。
歯茎の下にある虫歯を歯茎の上に露出させることにより、かぶせ物の「土台」を立てることが可能になります。また、この方法は、抜歯しないで被せ物を作ることが出来るだけでなく、その歯の予後(経過)が良くなることが期待できます。

歯根廷出術

「歯を抜かなければいけない」とされる状態でも、この治療法を用いれば、歯を残せる可能性がでてきます。可能な限り歯を残したいとお考えの方は、一度、当院までご相談ください。

「半個室」の診療室で「水平診療」の実践

当院の診療室はすべて「半個室」となっておりますので、治療中、他の患者さんを意識することはありません。

半個室

また、当院の診療台は特殊な構造をしております。
これは当院が行っている「水平位歯科診療」という手法を忠実に実践するためです。水平位歯科診療とは、患者さんに診療台に寝て頂き、歯科医師は椅子に座って治療する診療態勢の事を言います。戦後、アメリカ人のDrビーチによって日本に紹介されました。この水平位歯科診療には患者さんにとって次のようなメリットがあります。

  • 患者さんの上半身と下半身の血圧が体を水平にすることにより一定になり、全身がリラックスした状態で治療を進めていくことができる。
  • 患者さんの不安感をあおる器械や器具類も極力目に触れにくい場所に設置されてあり、歯科恐怖症の方や高血圧症の方々のお体へのストレスも大部分抑えられる。

また、術者にとっても身体ストレスが少なく、長時間治療においても的確な判断、正確な手技を可能にしうるシステムです。ドクターも人間ですので心身ストレスが過剰な環境での長時間勤務は医療ミスの原因になってしまいます。しかも歯科治療においては一度削ったらもとには戻らない組織をコンマ何ミリの作業をしなければなりませんので。

診療風景

この水平位歯科診療を実践している医院さんはそれほど多くはありません。
なぜならば、この技術を習得するには多くの時間と経験が必要となるためです。

知識や設備も重要ですが、最終的には「人」が治療を行いますので、「基本」となる治療スタイルは非常に重要だと当院では考えております。

分かりやすく、豊富な情報をご提供

カウンセリング

当院では専門家の立場から、分かりやすく、かつ、豊富な情報をご提供し、最終的には患者さんに治療法をご選択頂きます。少し冷たく感じるかもしれませんが、私たち主導ですべてを決定することは致しません。

もちろん、我々はお口のプロですので、お口の状態に対して良い治療法を決定させることは出来ます。しかし、患者さんの置かれている立場や、不安な気持ちを置いてきぼりにして、治療を進めることは間違いだと思っています。

また、最終「判断」を患者さんにしていただく理由はもう1つあります。
「判断する」という事は、その治療法の特徴やメリット・デメリットなどをしっかり理解した上でしかできません。つまりそれらを理解することで、患者さん自身に覚悟ができ、そして治療後、この判断を適切なものにするため、ご自身で考え行動できるようになるのです。

患者さんにわかりやすく選択肢を提供することが我々の責務です。
そして、選ばれた選択に全力で、真剣にお応えする。

これが当院の基本にあり、そして大切にしているスタイルです。

当院では、単に多くの情報を提供し説明するのではなく、「紙にイラストを描きながらの説明」、「口腔内カメラで撮影した画像をお見せしながらの説明」、「デジタルツールを利用した説明」、その他、「当院オリジナルの説明ツール」を活用しながら「患者さんがご自身で治療法を選択できるレベルの情報提供」をしっかりと行っています。

歯科治療の実践

集合

当院は、院長を筆頭に、一人一人のスタッフが自身の能力を発揮できる「チーム」による歯科治療を行っています。

なぜ当院では「チーム医療」を実施しているかといいますと、「本当に質の高い治療を患者さんに提供するには1人では限界がある」と理解しているからです。

歯科先進国の欧米ではすでにこのスタイルの治療を行っています。各治療工程を細分化し、それぞれに専門家が存在し治療にあたるスタイルです。

日本では1人のドクターがほぼすべての治療を行っているのが通常ですが、やはり1人の人間がすべてを行うのには限界があります。歯科医療は日進月歩の世界ですので、充実した技術・材料・設備に精通することはできません。

適切な治療を常にご提供するため、当院では各分野の専門家が密接に連携して治療にあたるチーム医療を推進しています。

技工士

衛生士助手

院長、歯科技工士の歯科医療に対する想いについては、対談をご参照ください。

個別相談

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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